独自ドメイン取得とレンタルサーバー契約は別々に考えよう

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独自ドメイン取得とレンタルサーバーは、どこで契約するのがいいのでしょうか?

その答えは「それぞれどこでもOK」あるいは「条件に合ったところで契約する」です。必ずしも独自ドメインとレンタルサーバーを同時に契約しなくても大丈夫なのです。

独自ドメインとレンタルサーバー

ウェブサイトを公開するには、インターネットの住所である独自ドメインと、公開するデータを置いておくサーバーが必要になります。

レンタルサーバー会社によってはドメイン取得ができるところもあり、取得手続きや、更新手続きなども1ヶ所で済むので管理の手間が省けます。

しかしながら、ドメイン取得サービスを行っていないレンタルサーバーがあったり、取得できるドメインの種類が限られたり他社に比べて割高なこともあるので別々に契約することも考えてみましょう。

契約方法による利点と欠点
方法 利点 欠点
独自ドメインとレンタルサーバーを同時契約
  • 管理が楽
  • 優遇制度があることも
  • 独自ドメイン取得サービスを行っていないところもある
  • 独自ドメインの取得が割高な場合がある
  • ドメインの種類が限られる可能性
独自ドメインとレンタルサーバーを別に契約
  • ドメインの種類が豊富
  • 安い価格で取得・維持できる
  • 管理会社が分かれる
  • 独自ドメインのネームサーバー再設定が必要

優先する順番

独自ドメインとレンタルサーバーを契約する順番は、初めにレンタルサーバーを選んでから、次に独自ドメインを取得する会社を決めるのが良いでしょう。

もちろん、独自ドメインを取得してからレンタルサーバーを契約するのでも大丈夫ですが、独自ドメイン取得ついでにレンタルサーバーも契約するのは避けるのが無難です。

その理由は、独自ドメインはどこで取得しても同じなのに対してレンタルサーバーはウェブサイトの表示速度や使いやすさなどの性能を決めるからです。

逆に、レンタルサーバー契約ついでにドメイン取得をおこなう場合は、取得費と更新料が割高になってしまっても良いのであれば、特に問題はありません。

ドメインの取得

欲しい独自ドメインの文字列を検索してみましょう。

独自ドメイン探しには、取扱ドメインが多く検索結果ページが見やすい ムームードメインが便利。

mumu-domain-search

希望するドメインでは取得できない時は、ドメイン名を変更するか、ドメインの種類を変えてみましょう。.com などの昔からあるドメインではすでに取得されている独自ドメインは多いですが、複合語や造語にすると取得しやすくなります。

例えば「reiwa」は無理でも「reiwa2019」にすると取得できる可能性があります。

▼下記画像の検索結果は 2019年4月7日現在

mumu-domain-search

.com / .net / .info /.jp などの以前からあるドメインにしたい場合はどこでも取得可能なので、取得/更新料金の安いところを選ぶのがお得です。

ドメイン更新料の違い(記事公開時/税込)
サービス会社 .com .jp
スタードメイン 1,274 円 2,548 円
エックスドメイン 1,274 円 3,045 円
お名前.com 1,382 円 3,067 円
ムームードメイン 1,598 円 3,283 円
さくらのドメイン 1,852 円 3,909 円

新しく登場したドメインや個性的なドメインを選びたいときは、ムームードメインお名前.comゴンベエドメインなどの取扱ドメイン数が多いところで探しましょう。

ドメイン取得で特典

スタードメインではドメイン取得で無料でレンタルサーバーが使える特典があります。ただし無料サーバーでのメールアドレスの作成はできません。

とりあえず始めてみたい、小規模なサイトやこじんまりしたブログを作りたいという場合には最小限のコストで運営できます。もしも、規模が大きくなって容量を増やしたいときは有料サーバーにそのままアップグレードすることも可能です。

独自ドメインとレンタルサーバーの組み合わせは自由

独自ドメインの利用するレンタルサーバーは、独自ドメインのネームサーバー(DNS)設定を変更すれば自由に選ぶことができます。契約しているレンタルサーバーのネームサーバー名をドメインのネームサーバー設定に入力すればOKです。

ムームードメインで取得したドメインをバリュードメインのレンタルサーバーで使う場合の設定例

mumu-dns-setting

独自ドメイン側で行うネームサーバーの設定で、独自ドメインとレンタルサーバーが紐付けられます。