レンタルサーバーの移転を検討するためのレンタルサーバー速度調査 2019

更新:

当サイトはHTMLサイトですが、ディレクトリの一部にWordPressを使っています。HTMLで書いている静的ページの表示は速いのですが、WordPressのレスポンスが良くなくてレンタルサーバーの移転を検討中です。

重視するのはもちろん表示速度だけど、他サイトによる計測データは信頼性に欠けるし、データは過去のもので現在はどうなのかさっぱり分からない。数年前のデータなんてなんの意味もないよ!

やっぱり自分で測らないと本当のことは分からないということで、計測用サイトを準備して現時点でのレンタルサーバーの速さを計測しました。

今後の再計測のためと、レンタルサーバーの速度に興味ある方の参考にもなると思うので、可能な限り計測サーバーを公開状態にしておきます。とはいっても、予算の都合で公開しておけるサーバーは少しだけです。公開は終了しました。

レンタルサーバー

調査するレンタルサーバーは、速そうな(イメージの)レンタルサーバー各社と現在使っているコアサーバー、ついでに無料レンタルサーバーもいくつか調べます。

計測に使うウェブページは、WordPressで作った高画素な画像多数の重いページとテキスト主体の軽いページ、HTMLで書かれた静的ページです。

各レンタルサーバーは、WordPressを使うことができる最安プランを契約(試用あり)。WordPressとHTMLサイトは別ドメインのウェブサイトにしています。

各サーバーの計測用ページ(公開は終了しました)
WordPress HTML
コアサーバー 重いページ 軽いページ 静的ページ
XREA(無料)
スタードメイン(無料*1
ConoHa WING
Mixhost
ColorfulBox
エックスサーバー

*1 スタードメインは「ドメイン取得で使える無料レンタルサーバー」を使用。

【結果】速さランキング

このページでは順位結果のみの報告です。詳しくは別記事「レンタルサーバー速度調査 2019:結果」にまとめています。

WordPress/重いページ

ConoHa WING > XREA > ColorfulBox > エックスサーバー > コアサーバー > Mixhost > スタードメイン

WordPress/軽いページ

ConoHa WING > Mixhost > エックスサーバー > スタードメイン > ColorfulBox > XREA > コアサーバー

HTML/静的ページ

ConoHa WING > コアサーバー > ColorfulBox > エックスサーバー > XREA > Mixhost > スターサーバー

計測方法

各レンタルサーバーに準備した同一のウェブページを表示させて下記ツールで計測します。

  • Chrome Developer Tool
  • PageSpeed Insights
  • Test My Site

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比較条件

  • 掲載している画像データやテキストは同じものを使用
  • サイトタイトル、設定事項などを書いている部分、リンク(URL)のソースコード部分のみが異なります。→ページの重さにはほぼ影響しない程度
  • WordPressは最新バージョン
  • PHPは各サーバーで設定可能な最新バージョン
  • テーマは「Twenty Nineteen」でインストール時のまま。CSS追加なし
  • プラグインなし。ただし、サーバー推奨のプラグインをインストールしている場合は、計測サイトのトップページに明記しています
  • .htaccess, robots.txt は、サーバーで書き込まれる部分を除いて同じものを各サーバーに設置しています
  • 各サーバーに標準装備の高速化設定、セキュリティ設定、SSL設定は使用しています(*注

*注 サーバーによって設定条件が異なるのは、各サーバーの標準的な設定で、同一のウェブページにアクセスして表示速度の違いを調べるのが目的なためです。