レンタルサーバーを ColorfulBox へ変更しました
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ここしばらくレンタルサーバーの速度調査を行っていたのですが、WordPressをより速くするためにコアサーバーからColorfulBox(カラフルボックス)へ移転しました。
レンタルサーバーが変わっても更新作業はいつも通り。WordPressを含めサイトは一旦構築してしまえば、レンタルサーバーにログインすることはほとんどなく、WordPressならWordPress内で作業は完結するし、HTMLサイトならアップロードはHTMLエディタから直接行うか、FTPソフトで済むからです。
表示速度は、WordPressについては速くなったはずが体感的にはあまり変わらず。まあ速さにはすぐに慣れるのでこんなものなのかも。数値的には向上したものの遅いページは遅いままなので、サーバー以外でできることをやる必要があるということですね。
WordPressの移転
今回が初めてのWordPressサイトの移転作業。レンタルサーバーによっては「WordPressかんたん移行 (ConoHa WING)」や「WordPress簡単移行 (エックスサーバー)」などのサービスがあってそれを売りにしているくらいだからさぞかし面倒で難しいのだろう……と思っていたら、そんなものを使わなくても拍子抜けするほどかんたんでびっくり。
それでもわざわざ自社で自動移転(移行)ツールなんてものを作るのは、初心者向けマーケティングのためなんだろうか。
hostsファイルの書き換え
作業方法はカラフルボックスの移転マニュアルを参考にしました。参考というかその通りにやっただけだけど。パソコン初心者的には「hostsファイルの書き換え」が難しいだろうなと感じた。Macだとターミナル.app(場所は Applications/Utilities/ターミナル.app)を操作しないといけなくて、コマンド打ち込みが怖いと思う人はたくさんいるだろうと思う。
そこで調べてみると、macでhostsファイルを書き換える3つの方法【保存版】 | oku-logで紹介されていた中で、「Hosts.prefpane」というアプリを使う方法を知った。一つ目のサイトはターミナル.appで書き換えたが、次からはアプリを使ってみた。アプリだと IPアドレスの ON/OFF の切り替えが簡単できるのでお薦めです。
「hostsファイルの書き換え」以外はとくに難しいところはないと思う。移行プラグインを使えば、移行するデータをダウンロードして、それを新しいサイトにアップロードしたあとは何回かクリックするだけ。すこし注意しないといけないのは、移行元と移行先のPHPのバージョンを揃える必要があるくらいだろうか。
今後のために移行手順を書いておこうと思ったけど、カラフルボックスのマニュアル以上には書けそうにもないのでやめておきます。
カラフルボックスを選んだ理由
速そうなレンタルサーバーをいくつか選んで表示速度を調べてみたら、今まで使っていたコアサーバーはHTMLサイトの表示は速いもののWordPressは遅くて、ほとんどのレンタルサーバーはWordPressは速いもののHTMLサイトの表示が遅かった。
当サイトはHTMLサイトの中にWordPressを使ったディレクトリがあるので、HTMLとWordPressの両方で速くないと移転する意味はない。両方ともコアサーバーよりも速かったのが唯一 ConoHa WINGだったが、料金が今までの6倍もしてしまう!うむむ🤔
コアサーバー | ConoHa WING | |
---|---|---|
プラン名 | CORE-MINI | ベーシック |
月額費用(税抜) | 約 198 円 | 1,200 円 |
しかし、カラフルボックスならHTMLサイトの速度をそれほど犠牲にせずに、WordPress を ConoHa WING に近い速度で使え、料金は3年契約プランにすれば半額以下で収まる。このコストパフォーマンスの良さが決め手になった。
カラフルボックス | ConoHa WING | |
---|---|---|
プラン名 | BOX1(36ヶ月) | ベーシック |
月額費用(税抜) | 480 円 | 1,200 円 |
3年間費用(税抜) | 17,280 円 | 43,200 円 |
機能的にはディスク容量が 30GB と今までより少ないが現状それほど必要としていないので問題なし。ほかにもコアサーバーより機能充実で高速化以外の利点も多くあることが移転先サーバーとして良いだろうと判断した。
続きの記事があります。カラフルボックスのWordPressで画像の挿入できなくなってレンタルサーバー移転をした