ターゲット・ディスク・モードの使い方

最終更新日

ターゲット・ディスク・モードとは、2台のMacを繋いで一方のMacを外付けハードディスクとして使う方法です。接続には、Thunderboltサンダーボルト ケーブル、あるいは、FireWireファイヤーワイヤー ケーブルを使用します。

Thunderbolt と FireWire のどちらを使用するかは、Macのモデルにより異なります。両方の接続ポートを同時に搭載しているMacはありませんが、どちらかのポートは必ず付いています。

Macの接続ポート
Thunderbolt 3 2016年頃〜
Thunderbolt 2011年頃〜
FireWire 800 〜2012年頃
FireWire 400 〜2008年頃

異なる接続ポートでも変換ケーブルを使うことで、新旧のMac同士を繋ぐことが可能です。

この記事では、MacPro Early 2008 と MacBook Pro 2012 を例に挙げて、ターゲット・ディスク・モードで接続する方法を説明しています。

Macの接続ポートを確認する

接続に使うケーブルを準備するため、2台のMacの接続ポートを確認しましょう。

MacPro Early 2008

MacPro Early 2008は、FireWire 800 と FireWire 400 のポートがあります。転送速度が速い FireWire 800を使うのが楽です(FireWire 400で繋ぐこともできます)。

MacPro 2008 前面ポート
FireWire 800 と 400 はコネクタ形状が異なります。

MacBook Pro 2012

MacBook Pro  は本体サイドに Thunderbolt ポートがあります。

MacBook Pro のポート
Thunderbolt ポート

2台のMacを接続する

MacProにFireWire 800を接続します。

MacProに接続
前面のFireWire 800ポート

MacBook ProにThunderboltを接続します。

MacBook Proに接続
側面のThunderboltポート
MacBook Proに接続
MacBook Proのポートには変換ケーブルを使用しています。

ターゲット・ディスク・モードの開始手順

2台のMacを接続して、両機とも電源オフの状態です。

接続されている2台のMac
必ず AC 電源アダプタを接続しておきましょう。

はじめに Macとして使うMacを起動させます。普通に電源ボタン(パワーボタン)を押しましょう。下記の例ではMacBook Proを起動させています。

MacBook Proを起動
MacBook Proのみ起動させた状態。

次に、外付けハードディスクとして使うMacの電源ボタンを押して、すぐに、外付けハードディスクとして使うMac(この例ではMacPro)のキーボードの「Tキー」を押し続けます

Tキー
電源ボタンを押してから、「Tキー」を押し続けます。

外付けハードディスクとして起動したMacのディスプレイには、ターゲット・ディスク・モードで動いていることを示すマークが表示されます。マークが表示されたら「Tキー」を離しても大丈夫です。

そして、先に起動させていたMacのデスクトップにはターゲット・ディスク・モードで動いているMacのハードディスクが表示され、外付けハードディスクと同じようにデータ転送などの操作をおこなうことができます。

ターゲット・ディスク・モード動作中
ターゲット・ディスク・モード動作中の様子。

ハードディスク側 Mac は、ディスプレイがなくても大丈夫なので、ディスプレイが映らなくなったMacのデータを救出するときにもターゲット・ディスク・モードは使えます。

ターゲット・ディスク・モードの終了手順

終了させる方法は、通常の外付けハードディスクを外す手順と同じです。

  1. ハードディスクのアイコンをゴミ箱へ移動/取り出しする
  2. アイコンがデスクトップから消えるのを確認
  3. ハードディスク側 Macの電源を切る(電源ボタンの長押しで電源オフ)
  4. 接続しているケーブルを取り外す
HDDの取り外し
HDDアイコン上で右クリックして、取り出しすることもできます。

ターゲット・ディスク・モードで使用するケーブルの種類

FireWire

fw800-400 ケーブル
※FireWireケーブルのみ、両端のコネクタ形状が違うケーブルが存在します。

なお、FireWire は Mac での呼称で、一般的には IEEE 1394 という規格名で販売されています。

Thunderbolt

Thunderbolt 2 と Thunderbolt は同じコネクタ形状です。

Thunderbolt 3

Thunderbolt 3 のコネクタ形状は、USB-C タイプです。

コネクタ形状が USB-C なだけの USB ケーブルは使えません。Thunderbolt のロゴが付いている Thunderbolt 3 (USB-C) ケーブルが必要になります。

変換ケーブル

接続ポートが異なる Mac 同士を繋ぐためには、変換ケーブル(アダプタ)を使用します。

アダプタ類については、Appleストアが安価に購入できるかもしれません。

FireWire 800 を Thunderbolt 3 (USB-C) へ変換するには、2つの変換ケーブルが必要になります。

変換ケーブル

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