Mac譲渡時の初期化作業を行った記録

Apple IDとの紐づけを解除

Macの売却/譲渡するときは自分のApple IDに登録している該当機種を削除する。

Apple IDのサイトへログインしてデバイスリストから該当機種を選択、「アカウントから削除」をクリック。この作業は初期化を行うMac以外でも行える。

デバイスをアカウントから削除

工場出荷状態に戻す

アップルIDでのサインアウト→ドライブ上のデータ消去→OS再インストールで工場出荷状態に戻す。

作業手順はアップルサイトの案内に従った。従来の手順では必須だった(Macを探すの解除など)が手順から省かれている。また、AppleシリコンとインテルMacでは手順が異なる。

  1. データをバックアップ
  2. iCloudからサインアウト
  3. iMessageからサインアウト
  4. Macを消去
  5. macOSを再インストール

Macを消去

Macを一旦終了させてから、起動時にコマンドキーとRキーを押し下げておくと「macOS復旧」という特別なプログラムが起動する。

macOS復旧

ユーザアカウントでログインしないと消去できない(この仕組みがないと誰でも消去できてしまうのでログインが必要)。ドライブに記録されているデータを削除するため「ディスクユーティリティ」を選択して「続ける」で起動させる。

Macintosh HDを消去

消去が終わるとボリュームに2つのMacintosh HDが見えるが一旦ディスクユーティリティを終了させて再度ディスクユーティリティを起動させてみると正しい表示に戻る。

ディスクユーティリティ

Macintosh HDを選んで「消去」をクリック。時間が掛かるのだろうなと思っていたら完了まで10分ほどだった。ハードウエアや元の設定によって必要な時間は変わるかもしれない(元のドライブはAPFSでFileVault暗号化済み)。

完了
2つのMacintosh HDが見える
消去完了
ボリュームは一つになっている

消去が完了したのでディスクユーティリティを閉じてmacOS復旧のメイン画面に戻る。次はmacOSインストールを行う。

OSインストール
項目を選択して続ける

Macintosh HDを選択してインストール

インストール
OSインストールを行う

開始直後は残り時間が2時間越え!実際に掛った時間は30分くらいだった。

インストール開始
開始直後に表示される時間は信じないで

「国または地域を選択」の画面がでれば終了。この画面で終了(コマンドキーとQキーの押し下げ)させれば、次回起動時にこの設定画面から始まる。

OSインストール完了
この画面で終了させて工場出荷状態になる

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