MacPro E2008のビデオカードが壊れたので交換
この記事は、タワー型のMacPro Early 2008(Mac OS X 10.8.5)についてです。
MacProを起動させるも起動できず。
電源ボタンのところにあるステータスボタンは光っているので電源は入っているはず。HDDもカリカリいっているので動いているようす。他の起動ドライブ、インストールDVDからの起動も試しても同じような状態なので、これは起動できていないのでなく画面が映っていない(ビデオカードが壊れている)だけという可能性が濃厚になった。
こういう時のシャットダウンは電源ボタン長押しで対処する。カーソルぐるぐる回ってファインダー操作でシャットダウンできないときも同様に。電源ボタンを押し込んだままにするとシャットダウンさせることができます。
念のために、DVIポートとDVIケーブルの変更を行ってみたが結果は同じ、やはりビデオカードそのものに問題があるようだ。
ビデオカードを交換
壊れているか確かめる方法はビデオカードを交換してみることしかない。元と同じNVIDIA GeForce 8800GT for Macは入手困難になっているが、アップルストアをみると現行品のATI Radeon HD 5770が使えるらしい(何人かがE2008で使えているとレビュー回答)。
そこでATI Radeon HD 5770を取り寄せて交換したら、無事起動! これで映らないとロジックボードが壊れている可能性が大きかったので良かった〜。
動作は今のところ問題なしだが、起動時や入力切替のときに一瞬ノイズ画面(こんな↓感じ)が映ることがあって焦ることもある。
MacProの内部掃除
ビデオカードの交換ついでにMacProの内部を掃除。ファンユニットを外すためにはビデオカードを外さないといけないので日頃はここまで掃除しない。
ヒートシンクのカバーは磁石でくっついているだけなので簡単に外すことができる。
2カ所のネジを外して、ファンユニットを手前に引き抜く。後で取り付けるときには、ファンユニットとロジックボード両方のねじ穴をしっかり手で合わせておかないとネジが閉まらなかった。ドライバーの柄が長いほど作業が楽です。
ファンが埃まみれだー。
HDD、メモリ、PCIカード、簡単に外せるものはすべて外して掃除。
埃はエアーダスター(ダストブロアーとも)でシュゥゥゥーと吹き飛ばす。まれに噴射中に液漏れする危険なものもあるので慎重に。ヒートシンクの隙間に入っている埃はかえって奥に押し込めることになるのでやりすぎ注意!
ついでに電池交換も
内蔵バックアップ電池(CR2032)も交換しておこうと思って、外そうとするがなかなか外れない! なにか細工があるのかと思ったが「収納部から古い電池を取り外します(ユーザーズガイド, p63)」としか書かれていない……。
端の方にマイナス精密ドライバーをあてて慎重に少しずつ動かして外した。交換頻度が低いわりに外れると大変なので、こんなに外しにくくしているのだろうか。
電池を抑えている金具部分を壊さないように細心の注意を!!
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