Boot Campを使って Windows 10をインストールした手順

Windowsの配布メディアの形態で Macへのインストール方法が異なるようですが、私は DVD-ROMの Windows10 Home 64bitからインストールを行いました。ほかのメディア形態の場合は下記サイトを参考にしてください。

参考:Boot Camp を使って Mac で Windows 10 を使う – Apple サポート

準備

はじめに、インストールしようとしている Macに Windows 10がインストールできるかを調べます。

参考:Windows 10 をサポートする Mac コンピュータ – Apple サポート

内心余裕だと思っていた MacBook Pro (Retina, Mid 2012)がぎりぎりセーフ。まだまだ新しいMacな気分だったのだが、さらに古いMacPro Early 2008を使っているので相対的に新しいモデルというだけだった……。iMac、Mac miniなどでも大体2012年モデルまでインストール可。

windows10-ok-mac
MacBook Pro Mid 2012は辛うじてOK

Windows 10をインストールするにあたり、Mac OS X Yosemite (10.10)から、MacOS Sierra (10.12)にアップグレードした。てっきり最新OSじゃないとインストールできないと思っていたのだが、インストール条件は Mac OS X Yosemite以降だった……。

Windows 10をインストールできる Mac OS:

  • MacOS Sierra (10.12)
  • Mac OS X El Capitan (10.11)
  • Mac OS X Yosemite (10.10)

Windows 10購入

最近のMac OSは無料アップグレードだが、Windowsは有料なので買わないといけない。配布ライセンス(ソフトウエア使用許可)はいろいろな種類があるが通常パッケージよりも安いDSP版を購入した。Macには 64bitが必要。

windows10 bundle
Amazonにて DSP版 LANアダプターバンドル品を購入。

DSP版は OSがプリインストールされていない自作パソコンなどのために用意されたライセンスで、インストール時の部品構成を変更できない条件がある(変更するとライセンス再認証が必要)。

部品と一緒に購入する決まりではあるが、同時購入した部品を装着しなくてはライセンス認証が通らないということはない。

windows10 disk
ライセンスコードはパッケージに貼り付けられている。

必要なもの

光学ドライブはインストールDVDを読み込むために、USB メモリはBoot Campでのインストール作業に必要。

MacMacBook Pro (Retina, Mid 2012)
Mac OSMacOS Sierra (10.12)
Windows 10Microsoft DSP版 Windows10 Home 64bit(メディア: DVD-ROM)
光学ドライブApple USB SuperDrive等、DVDドライブ
USBメモリ16 GB以上の USB 2.0 フラッシュドライブ(USB メモリ)

※ 上記表にはインストール方法によっては必要ないものも含まれています。

インストール

参考:Boot Camp を使って Windows をインストールする方法 – Apple サポート

ディスクイメージファイル (ISO) の作成

インストールDVDディスクをApple USB SuperDriveで読み込んで、ISOファイル作成し Mac上に保存する。

手順:Windows インストールメディアから Boot Camp 用の ISO イメージを作成する – Apple サポート

ISOの作成
DVDから「新規イメージ」の作成
ISOの作成
フォーマットに「DVD/CD マスター」を選択

ちなみに、アップルのサイトにはWindows を USB フラッシュドライブで入手した場合は、Microsoft から ISO をダウンロードできます。と書かれているが、インストールDVDディスク購入者がダウンロードしたISOファイルを使うのはだめなのか/使えるのかは不明。

windows-10-iso
DVDから作成したISOファイルとダウンロードしたものは異なる

Boot Campでインストール

手順:Boot Camp を使って Windows をインストールする方法 – Apple サポート

Macに USBメモリを差し込んでから、Boot Camp アシスタントを起動してインストール作業を進める。Windows 用パーティションをフォーマットする行程だけが手動で、あとはそのまま進むだけでOK。

bootcamp-assistant
ISOファイルからインストール用のUSBメモリを作成。

ISOファイルだけでなく、続けて関連ファイルもダウンロードされて USBメモリに書き込まれる。これに意外と時間が掛かる。

partition
Windows用のパーティションの作成。初期サイズは 48GBだったが任意のサイズにできる。適当に気分で 120GBにした。
bootcamp-size
インストール完了後に Windows関連ファイルはアプリをインストールしていない状態で 42GBだった。
bootcamp-format
BOOTCAMPと書かれているパーティションをフォーマット
bootcamp-format-after
フォーマットが済んだら「次へ」

あとは指示通り進んでいくだけでOK。

購入品

以前のOSよりはDSP版との価格差がなくなっているので、パーツ変更(インストールする機種の変更)の可能性があるなら 正規パッケージがおすすめです。

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