ノートンWiFiプライバシーを使う
自宅外で使う無料Wi-FiのためにノートンWiFiプライバシーを導入。VPNという仕組みを使うと安全(であるらしい)。無料だったり運営会社が無名のVPNサービスは、接続するネットワークの信頼性はどう担保されているのか不安に感じるが、セキュリティ対策企業のSymantecが管理しているなら安心かな。
すべての通信がVPN接続になる
とりあえず無料Wi-Fiを使う可能性のあるAndroidスマートフォンとMacBook Proにインストールしてみた。起動させるだけで何もせずともVPNサーバーに繋がるようになるが、元々安全なはずの家庭内Wi-Fiや携帯通信でも関係なくVPNサーバーに繋げることは不要では?と感じた。最新バージョンではモバイル回線についてはVPN接続するかどうかを選べるようになった。
VPNサーバーで多少なりとも通信速度が落ちるので、VPNに繋がなくてもいい通信を事前に登録しておけるようになるといいと思う。ちなみにその都度、手動で接続を切ることはできる。
自宅Wi-FiのVPN ON/OFFの比較。
無料Wi-FiのVPN接続は安全と速度はトレードオフということで納得できるが、安全な通信なときもVPNに繋がって回線速度が遅くなってしまうのは無駄な気がする。IPアドレスが変わったりするのが利点と捉えるならいいのかもしれないけれど……。しかし理解していないだけでテクノロジ的に意味があるのかもしれない。
パッケージにはまるで自宅にいるような安心感で世界中のどこからでも、アプリやウェブサイトにアクセスできます
と書かれているが、自宅でノートンWiFiプライバシーの接続を切ると安全でない接続と表示がでてしまう。
IPアドレスが変わる
接続するVPNサーバーは自動で選ばれるようにも、国を指定して選ぶようにもできる。IPアドレスは接続したサーバーのものになるので、IPアドレスで国内国外を判断しているサービスを利用するときは「日本」を指定する。ただし、アプリ上では日本の表示になっているにも関わらず国外に接続されていることがある(IPアドレスによる地域判定の違いかも?)。
Yahoo!ニュースやGYAO!動画などは国外から視聴することができない。
逆に、この「国外にいる(ことになっている)」ことを利用して、日本から使えないサービスを使ったり、インターネットの自由が制限される国ではネット検閲を避ける目的でもVPNは使われている。
スポンサーリンク