ポータブル HDDケースと SSD を買ったけれど……

RedDrive
接続インターフェース:USB 2.0, FireWire 800/400

ポータブルHDDの検討

データの受け渡し用 & 起動ディスクにも使えるポータブルHDDがほしいなーと思うけど、USB2.0/3.0 接続ばっかりで、Macで使いやすい FireWire 接続のものはほとんどない。

なぜか分からないが Mac で使う USB2.0は Windowsで使う場合に比べてとてつもなく遅いので、Macユーザーには FireWire 接続が良い。でも念のため USB2.0も付いていないと困る。

FireWire/USB2.0接続で起動ディスクとして使えるものを探したらを見つけたのが、RebDrive FireWire 800というポータブルHDDだった。

内蔵するドライブはHDD1TB モデルが良いと思うが、起動ディスクにも使いたいので速いほうが良い。ほぼ同じ値段で SSD 120GB が入れられるので容量を犠牲にしてこれが良いかなー。というわけで「ケースのみ」を買って SSD を別購入した。

Intel SSD 120GB
128GB SSD購入

HDDケースの組み立て

ドライバーでネジを4カ所締めるだけの簡単な作業。

ケースの中には小さい基盤とネジが4つ。
HDDケースの組み立て

基盤をSSDのコネクターにしっかり差し込んで、
HDDケースの組み立て

裏側を2カ所(写真丸印)、付属のネジで留めます。これを留めないとケースを閉めたときにコネクタ部が緩みます。
HDDケースの組み立て

基盤付きSSDをケースに入れる。固定しなくていいのでシンプル。
HDDケースの組み立て

蓋を閉めて、前面2カ所をネジ留めして完成。
HDDケースの組み立て

初期化

ポータブルHDDはケーブルをつないでMac/PCに接続すれば電源オン。必要な電力は接続ケーブルから供給される。

新品のHDD/SSDを繋いだときは読み取れないディスクの警告がでるので「初期化…」を選んでディスクユーティリティで初期化する。
ディスクが読めない警告

普通のHDDを同じようにMac OS 拡張(ジャーナリング)で初期化フォーマット
ディスクユーティリティで初期化

爆速!!!?

フォーマットも終わって、速度確認のため30 GBのフォルダをMacProの内蔵HDDからコピーしてみた。SSDだから爆速!と思いきや、激遅!!!

FireWire 400接続でコピー開始から20分で15%ほどしか進まない…
コピー開始20分経過

もしかしてケースが壊れているのか?ということで、このケースに他の2.5インチHDD(Seagate Momentus 7200.1)をいれて検証。SSDと同じ状態で時間を計測、30 GBのコピーに18分 03秒。所有3台のポータブルHDDの中で最速だった。

では、SSDが壊れているのかも?ということで、MacProに内蔵して検証。30 GBのコピーに5分 26秒。これも問題ない様子…。

あと考えられるのは、根本的にSSDの使い方を間違えてる?フォーマット方式とか?手順とか?あるいは、ケースのコントローラーがSSD(すべてか特定のSSDだけ?)に対応していないか、相性が悪いか…。

現時点では原因不明なので、ケースには2.5インチHDD(Seagate Momentus 7200.1)をいれて使用することにした。

HDDケースは問題なかったけど内蔵ドライブは 普通に2.5インチHDDを買えば良かったな。

追記:RebDrive FireWire 800の後継機種が発売されています↓↓↓。

RebDrive FireWire(FireWire 800/USB 3.0対応ポータブルハードディスクケース)

関連記事:ORICO 2.5インチ ポータブルケースでのHDDとSSDの転送速度調べ

スポンサーリンク

シェアする