MacPro E2008 のDVDドライブ交換

光学ドライブを換装

MacPro(E2008)のスーパードライブの作動音がうるさくなってきた。これは壊れる前兆かも?ということで、壊れて困る前にBlu-rayドライブに交換しました。

Blu-rayドライブは、以前バックアップ用に使っていた外付けBlu-rayドライブの中身を使用。まぁダメでも MacBook Proと同時に買ったポータブルDVDがあるし、ということでお気楽にスタート。

ケース分解

MacProに内蔵するドライブを用意するためBlu-rayドライブケースを分解。

ドライブ

取り出したBlu-rayドライブ。内蔵ドライブはこの状態で販売されている。

接続コネクタの変換

コネクタ部

コネクタ部はSATAだったので、このままではMacPro(Early2008)には使えない。

Early2008は IDE接続なのでSATA接続のドライブには繋げない。ここで一旦中断して、変換アダプタを注文する。

変換名人 SATA → M/B上のIDE変換アダプタ Z型 光学ドライブ対応

アダプタ

数日後、変換アダプタ到着

変換アダプタ
変換アダプタ
IDE接続

ドライブに装着。これでIDE接続に変身!

元の DVDドライブを取り外す

側板外し

MacProの背面ラッチを引き上げて側板を外す。ラッチはそのまま上げた状態にしておく。

キャリア外し

光学ドライブキャリアを引き出す。ラッチを戻すとキャリアのロックが掛かって外せません。

ケーブルを抜く

IDEケーブル(帯状のケーブル)はプラスチック部をもって引っ張れば抜ける。電源ケーブル(4本線)がなかなか固い! まずIDEケーブルだけ抜いて、キャリアを外してからケーブルの先端部分を持って少しずつ動かして外した。線の部分を引っ張ると、コネクタが壊れるかもしれないので注意! この場所を開けたのは初めてなので汚いなぁ

本体の出っ張り
本体に出っ張りが付いてて↓
溝にセット
取り付け時はキャリアの溝にはめてセットする。うまいこと作ってあるわー

BDドライブの取り付け

ドライブ取り付け

ドライブキャリアにBlu-rayドライブを取り付ける。最初に付いていたドライブを外して同じように付けるだけ

ケーブル短し

あらかじめ変換アダプタにケーブルを挿してから取り付けようとしたら、ケーブルが短すぎて取り付けできなかった。変換アダプタのせいでコネクタを差す位置が初めよりも遠くなったのが原因か

ケーブル伸ばし

IDEケーブルを直角に曲げるために付いていた両面テープを外してケーブル長を稼ぐ

成功

電源コネクタは先端のほうを使うようにして再チャレンジ! これで成功!

ベゼルを外す

取り付け完了後、MacProを起動してドライブトレーを開けようとしたら、トレーがでてこない! 何かが当たっているような音……

あっ!ベゼルを外し忘れてた!

ベゼル

上が元のドライブで、下がBlu-rayドライブ。ベゼルとはドライブトレー前面のDVDとか文字が書かれている部分。この幅がMacProのトレー口より大きいのでトレーが出てこない

クリップ

クリップを曲げてトレー排出スイッチを押す。トレーが出てきたらベゼルを外す

ベゼル外し

ベゼルはパーツとして付いているだけなので、上手くやればきれいに外れる(むりやりすると割れます!)。

組み立て直して完成。今度はちゃんとトレーも出てきた。

動作確認

about_mac

このMacについて > 詳しい情報… のストレージで光学式ドライブを確認

Mac対応 外付け光学ドライブ

今回はたまたまドライブが余っていたので換装しましたが、外付けドライブを使うというのが手間が掛かからずかんたんです。

DVDドライブ。USB 2.0接続。電源はUSBケーブルでMacから供給されるのでACケーブル不要。

Blu-rayドライブ。USB 3.0接続。電源はUSBケーブルでMacから供給されるのでACケーブル不要。

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