E18-200mm F3.5-6.3 OSS(SEL18200)評
E18-200mm F3.5-6.3 OSS
レンズ名の最後に付いているOSSとはレンズ内光学式手ぶれ補正機構(Optical SteadyShot image stabilization system)のこと。
35mm換算で 27-300mm
Eマウントレンズ最高倍率のズーレンズでこれさえ付けておけばとりあえずなんでもOK!と思って購入。デカイ!重い!でも機動性抜群! カメラを構えている時の安定感はとても良い。
でもやはり、普段づかいにはやはり重すぎる!
ズーミングの18mm時と200mm時の長さ。ピント調節ではレンズの長さは変わらない
。
レンズ下部のピントリング脇にある小さな出っ張りが謎だったのだが……
カメラを水平なところに置いてもこの出っ張りのおかげでピントリングを回すことができる!
花形フード。両脇は浅いのでレンズ保護のためフィルターを付けるのが良いかも。67mm径。
花形フードを下にしてもレンズだけなら自立するが、カメラをつけた状態だとこけるの注意!
解像力のある絞り値
タイル平面壁をRAW(カメラ内補正なし)とJPG(カメラ内補正あり)を同時撮影して画質を調べました。
RAW
18mm
広角側18mmの絞り値は、開放f3.5〜f22まで。中心部の描写が良いのは、f4.0〜8.0。周辺部は、f5.6〜11が良い。
200mm
望遠側200mmの絞り値は、開放f6.3〜f40まで。中心部の描写が良いのは、f8.0〜16。周辺部も同じくf8.0〜16が良い。
ズーム全域で、開放から一段絞ったあたりが良い描写になるが、中心部、周辺部とも開放でも悪くない。ただし周辺部は色収差が最小絞りまで残る。
JPG
解像力がある絞りは変わらず、でもカメラ内補正で色収差と歪曲収差が補正されてスッキリ画質!
歪曲収差 補正
18mm f5.6 RAW レンズ補正なし
18mm f5.6 JPG レンズ補正有り
色収差 補正
200mm f8.0 RAW 周辺 レンズ補正なし
200mm f8.0 JPG 周辺 レンズ補正有り
ズーム位置に合わせていちいち絞り値を変えるのは機動性に欠ける。実用的にはズーム全域で f6.3-8.0が良い。
晴天順光でISO100、f8.0ならシャッタースピードは1/125くらい。望遠側だと手ぶれ補正がついていることを考えてもギリギリか。室内か天気が悪ければ、感度を上げる、または、絞りをf6.3にして少しでもシャッタースピードを速くするか…… ISOオートが使いやすいだろうか。
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