写真撮影のためのメガネを考える
遠近両用メガネは写真撮影に向かない
老眼(年取った!)でいままで使っていた近視用メガネでは近距離のものが見えにくくなってきたので遠近両用メガネにしてみたが、写真撮影には不向きということが分かった。
遠近両用メガネだと目の焦点があう範囲が狭く、カメラのファインダーを覗いたときに画面の端のほうがハッキリ見えない。見えないものはピントが正しく合っているのか確認できないのでピント精度が悪くなる。オートフォーカスだから合っているはずと思っていても、ちゃんと合っていないことはよくあること。
そして、見えないものは意識が行き届かないのでしっかりとした構図もつくれない。
カメラ背面モニタでライブビューにする場合でも、被写体そのものがよく見えていないと何を見て(選んで)撮ればいいのか状況判断が甘くなるので、撮影のためには被写体をしっかり見ることができるメガネを選ぶべきです。
ライブビューのためのメガネはどうするか?
しかし、撮影済みデータを見るライブビュー使用時の背面モニタはメガネを掛けていると見えない(眼のピントが近距離に合わない)という問題もあります。私の場合は裸眼だとハッキリ見えるので、撮影中はメガネを掛けたり外したりすることになってしまう。
短い間ならメガネをずらせばOKだけど、長い時間なら外していたほうが楽なのでメガネの掛け外しの手間を考えて、レンズを上方に持ち上げることができる跳ね上げメガネやメガネを首から提げるメガネストラップを使ってみたりもしています。
跳ね上げメガネ
跳ね上げメガネにはバネつきとバネなしがあって、バネつきはレンズを上に開くときにバネ作用で簡単に開くがバネの寿命があるそう。
バネなしはバネの寿命はないけれども、気づかぬうちに何かの弾みでちょっとだけレンズが開いていることがありそれが不便。本当にちょっとだけレンズがずれるのでレンズが動いているのがわかりづらく、なんか見えにくいなということで気づくという感じです。もしかすると無意識にめがねレンズを触っていてそれで動くのかも。
バネつきは上に開くときにバネのテンションが掛かっていて開き始めにすこし力をいれないと開かないので、いつの間にか動いているということはありません。
メガネストラップ
ストラップならメガネを外している時間が長いときでもメガネを首から提げていればいいのでとても楽です。これだとどのメガネにも使えるというのもいい。
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