キエフ88の第一印象
欠点もたくさんありそうですが、
使っていくうちに慣れそうです(諦め?)。
壊れなければ、多少の不具合は我慢します。
そんな気にさせてくれるカメラです。
最初の感想
シャッターのストロークが深い。
シャッター音がデカイ。
ミラーショックがデカイ。
絞りはちゃんと絞られているようなので、まあ大丈夫そうだ(と信じたい)。
「すぐ壊れる!」という情報の元、何をしたら壊れるか分からない。
何をしても壊れそう。
コマ間がバラバラ。
フィルム後半は重なりまくりなので、なにか対策を考えないと。
→熟考の結果、フィルム巻き上げはフィルム巻き上げダイヤルのみに頼らず、シャッターチャージ後にホルダーの巻き上げノブで追加で行う、ということにした。このほうが確実。
そして、カメラがクサイ!
何の臭いだろう?接着剤かグリスか?
防湿庫に入れたくなかったけど、季節柄すぐカビが生えそうなのでしょうがない。そのせいで他のカメラが少しキエフ臭くなった。
試し撮り
絞りとシャッター速度の組み合わせを変えて撮影。
すべて同じ露光量なので、同じ明るさになるはずだが・・・
Film : Fuji RDPIII
1/1000, f4+1/2
1/500, f5.6+1/2
1/250, f8+1/2
1/125, f11+1/2
1/60, f16+1/2
1/1000と1/500のコマが少し明るい(シャッター速度が長い=遅い)だけで、ほぼ一定。
ネガフィルムだと問題ないレベルか。
1/1000と1/500の写真の画面左側が明るくなっている気がする。シャッターむら?
ミラーアップ機構がなく、低速シャッター時のカメラぶれが気になったが、テストしてみた結果ではとりあえず大丈夫だった。
手持ち撮影では、1/30秒より長いシャッターはぶれぶれ。
まぁこれは当然だな。
想像していたよりも問題のないカメラのようだ。
もっとすごいかと心配していたよ。
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