Photoshop CS4 64bit版は速いか?

2009年1月10日

Photoshop CS4では、Windows版のみ64bit対応となりましたが、Mac版は32bitアプリケーションのままです。

数字だけ見ると「32bit→64bit」で2倍パワーアップ!?

そこで、32bit版(MacOSX10.5) と 64bit版(Vista 64bit) のRAW→PSD書き出し速度比較をしてみました。

RAWデータ[800万画素]/400カットをPhotoshop形式データへ書き出す時間を計測。
Boot Campでの運用も考えて、書き出し先(保存先)のディスクをMacとWindows両方のフォーマット形式でテストしました。

  32bit版
(MacOSX10.5)
64bit版
(Vista 64bit)
HFS+(Mac形式) 12分04秒 14分51秒
NTFS(Windows形式) 15分07秒 15分00秒

MacOSX10.5のPhotoshop CS4 32bit版でMac形式のディスクに保存するのが一番早いという結果になった。あとの3パターンは計測誤差を考えるとほとんど同じですね。

Vista 64bit版にPhotoshop CS4をインストールすると、Photoshopの32bit版と64bit版両方のバージョンがインストールされます。この両バージョンでもテストしてみました。

RAWデータ[800万画素]/84カットをPhotoshop形式データへ書き出す時間を計測。2回の平均。

  32bit版
(Vista 64bit)
64bit版
(Vista 64bit)
NTFS(Windows形式) 2分22秒 2分47秒

32bit版のほうが速いという結果に!タスクマネジャーで見ていた限りでは処理中のメモリ使用量はどちらも同じくらいでした(Vista全体で2.1GBくらい)。

32bit版と64bit版の違いは扱えるメモリ空間の広さの違い

Photoshop CS4に割り当てることが出来るメモリ量は、

photoshopcs4_mac_memory.gif
Mac版のメモリ設定画面(最高でも3GBまでしか使えない)

photoshopcs4_32v_memory.gif
Windows版のメモリ設定画面(Macより微妙に多いが約3GB)

photoshopcs4_64v_memory.gif
Windows 64bit版のメモリ設定画面(搭載しているメモリによる)

開いているデータに3GB以上のメモリが必要なときには、64ビット版のほうが動作が速くなるが、それ以下のときはアプリケーションの性能の差が出るのではないでしょうか。

画像を開くのに必要なメモリ容量はデータサイズの3倍といわれていたような気がします(今は違うかも知れません)ので、1GB以上のデータサイズならば、64ビット版Photoshopのほうが動作が速くなると思われます。比較的小さいサイズしか扱わないのであれば、64ビット化は関係ないようです。

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