CCAテスターで使用開始2年のバッテリー性能を測る

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バッテリーは、BOSCH ハイテックシルバーII 75B24L(HTSS-75B24L)、CCAテスターは Meltec ML-100 で、測定条件を揃えるため走行した翌日に測定しています。

新バッテリー

2017年末にバッテリーを積み替えて、2018年からどのくらい性能が下がっていくか毎月CCAテスターで測定していましたが、使い始めではまったく性能低下は見られず測るのをやめてしまいました。

新バッテリーのCCAテスター測定値
2018年 電圧(V) CCA 抵抗Ω Health% 充電%
1月 12.60 550 5.7 100 98
2月 12.64 550 5.7 100 98
3月 12.60 555 5.7 100 98
4月 12.60 555 5.7 100 98
5月 12.60 560 5.6 100 98

気温が高くなるとバッテリー性能も上がるので、前年の冬が大丈夫なら春〜夏の間は問題ない様子。バッテリーが新しいなら寒くなる時期から測り始めればいいのではないかと思う。

使用2年目

しばらく車を使わないことがあったので、使用開始1年過ぎ(2年目)のバッテリーがどのくらい性能低下しているか、また走行するとどのくらい性能が回復するか測定/記録しました。

車に乗らなかった時期は2019年3月のまだ気温の低い頃で、直前のディーラー車両点検ではバッテリーに問題なしの結果。

CCAテスター測定値
2019年 電圧(V) CCA 抵抗Ω Health% 充電%
3週間未走行
4月2日 12.18 460 7.0 100 30

昼 40km走行
4月3日 12.50 495 6.4 100 83

使用開始2年目で、3週間未走行でもバッテリーの劣化状態を示す Health値は 100% のまま。さすがに 充電率は 30 %まで下がっているもののエンジンスタートにはまったく支障はなかった。そして1日走行すると電圧、CCA値、抵抗値、充電率も良くなります。

以前測った使用開始5年目の古バッテリーでは4日間走らないだけで Replace警告(要交換)が出ていたのに対して、3週間未走行でも Health値 100% ということから使用2年目ではバッテリー性能はあまり劣化しないということがわかる。

ただし、これはBOSCH ハイテックシルバーIIの性能によるのですべてのバッテリーがそうであるとは限りません。

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