格安SIMを使うためのスマートフォン選び

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検討

(初めてスマートフォンを買おうと思って、頭の中を整理するため調べながら書いています。)

検討から購入までの流れ
SIMとスマートフォンの購入順序

格安SIMを使うなら、そのSIMが使う回線に合わせたスマートフォンにしなくてはならない。docomo回線を使うSIMなら docomoのスマートフォン、au回線を使うならauのスマートフォンにする。

SIMフリースマートフォンは、どんなSIMで使うことができるスマートフォンのことであるが、キャリアの専用スマートフォンがその回線においては最も性能(電波のつかみ)が良く悪条件でも繋がる可能性が高い。

契約するSIMを決めたら、SIMのサイトで、使用可能なスマートフォンの型番を確認する。また、販売社によっては、SIMとスマートフォンのセット販売をしているところもあるので、ラインナップのなかに気に入った端末があれば同じところで買うのが手続きが簡単かつ確実。

スマートフォンに欲しい機能は?

auやdocomo、SoftBank などの端末は、高速通信規格のLTE対応、おサイフケータイ、高精細ディスプレイ、防水は当たり前。かたや、SIMフリー端末は、基本機能しかないものから、ハイスペックなものまで性能にとても幅がある。

どの機能が必要かで選ぶべきスマートフォンが変わってくるだろう。もし、おサイフケータイが必須ならば、現在のところSIMフリー端末という選択はなくなり、docomoなどのキャリア専用スマートフォンを選ばなければならない。

大きさの比較

機能で決めるという以外に、大きさで選ぶこともあるかもしれない。高機能/高性能スマートフォンは、大画面が多くなって大型化してきたのが最近の流行のようだ。

サイズ小さめな、SIMフリー スマートフォン
モデル 高さ(mm) 幅(mm) 厚み(mm) 重さ(g)
LG G2 mini 129.6 66 9.8 121
Huawei Ascend G6 131.2 65.3 7.85 115
Covia CP-F03A 131.2 66.5 9.9 140
freetel priori2 132.8 66.3 8.9 132

Covia CP-F03A, freetel priori2 は1万円前後のいわゆる格安スマートフォン(LTE 非対応)。高性能で小型という端末は少なく、小型のものは傾向として低性能なものが多い。大きさをとるか、性能で選ぶか悩むところ。

LTE非対応のスマートフォンでも、テキストが主でTwitterなどだけでは体感速度は悪くないとも言われるが? メールしかしないなど目的が決まっている以外は、性能が良いほうが無難だろう。そりゃそうだ。

LTE対応スマートフォンの大きさ比較
LTEスマートフォン 大きさ比較

上図は、iPhone 5, 6に近いサイズのスマートフォンの大きさ比較。見るデバイスで画面の大きさが関わるので、実寸ではありません。

購入

使用可能なモデルを確認して、候補を絞ったら、スマートフォンを購入する。最も簡単なのは、SIMを契約する会社でスマートフォンを一緒に購入すること。動作確認ができているのが安心。

それ以外では、スマートフォンメーカーの直販ショップやAmazonなどネット販売が主な購入先になる。

docomoのスマートフォンを買う

docomo等キャリアのスマートフォンの場合は、単体のみで新品を買うことはできない。キャリアと契約しなければ、新品のスマートフォンは手に入らない。ただし、限りなく新品に近い、白ロムと呼ばれる新古品を買うことができる。SIMフリー・スマートフォンと同じように、ネットでも実店舗でも多くの店で売られている。