デジタル・クロスプロセス
銀塩フィルムのクロスプロセスは、現像処理という化学変化によってフィルム自体を変化させてしまう写真術です。そのため、一度処理してしまうと元には戻せません。
デジタル処理で行うクロスプロセスは、簡単で失敗がなく「クロスプロセス写真」を創り出すことができます。このクロスプロセス調デジタルフォトを、デジタル・クロスプロセスと呼んでいます。
デジタル・クロスプロセス利点と欠点
利点
- 現像所がなくても大丈夫。
- やり直しができる。
- デジタル写真でもできる。
欠点
- デジタルカメラ、または、スキャナが必要。
- パソコンが必要。
- ソフトウエアが必要。
決まった「クロスプロセスの色」はない!
クロスプロセス効果として代表的、かつ、多くの人に支持されているのは、FilmPackやPhotoshopでも採用されている「空がエメラルドブルー」になるクロスプロセス効果と思われますが、実際には、青みがかったり、緑色になったり、なんだか表現できない色になったりもします。というわけで、これと決まった「クロスプロセスの色」があるわけではありません。