方位計内蔵の腕時計「CASIO SGW-100J」を買いました

方位が測れる腕時計がほしい

コンパスの有無は森歩きには生命線なので、予備として持っていると安心感あるなと常々思っていた。初めて行く駅でも改札をでて、どっちが北口かな南口かなと思ったときでも腕時計コンパスをみるだけで瞬時にわかるし便利だと思うよ（自分に対しての買う理由付け）。

アウトドア・ウォッチとして定評があるCASIOの ProTrek か G-SHOCK が良いかなと思ったのでこのあたりから候補を絞ってみるが、機能が増えると値段も高くなる。

機種選定

機能とデザインから絞ると最上位クラスが良いけれど、諸般の事情により購入予算がないのでどうしようか悩むところ。ソーラーは電池交換しなくても動くという利点があるにはあるが、防水性能維持のためパッキンの交換・点検を２、３年ごとにしなくてはならなくて、結局、電池交換するのとあまり変わらない。この際、ソーラーモデルはあきらめよう。

時計としての視認性はアナログのほうが高い。でも、方位計でついでに時刻もわかるよ、という感じならデジタルでも良いんじゃないかな。ここは方位計測機能が優先で、と考えるとデジタルでも大丈夫。

ここまで考えると、一番安い SGW-100J が良いかも！　なによりシンプルだし、小型軽量、２０気圧防水、電池は３年持つ！　逆に、なぜ最初にこれを考えなかったんだろうというくらい魅力的に思えてきた。

Casio SGW-100J 購入

使い方

必要十分な機能で、使い方はとてもカンタン！

製品情報ページに取扱説明書があります。

方位計測

ぱっと見みで分かりにくい文字盤に表示される方位（アルファベット表記）は、文字盤外周部の印字を見ればどの方角か分かります。

方位補正

100日ごと、あるいは電池交換時に、方位補正が必要になる。初めに箱から出したときも文字盤に「PLEASE CAL」が表示されていたので補正が必要だった。
CAL は、Calibration（キャリブレーション, 補正）の略と思われます。

磁気偏角補正

時計に内蔵されている磁気コンパスは、磁北（カナダの北部あたり）を示し、地図上の北（北極点）とは違う方向を指すので、地図の北を示すようにするためにはそのズレを補正しなくてはいけない。ズレは地球上の場所により違うので、使用する場所の数値を調べておく必要がある。

登山・ハイキングなどで磁北線が書かれた地図と一緒につかうなら偏角補正なしで、街でなら補正しておいた方が見やすいと思う。場所の偏角は国土地理院サイト内の「地磁気値を求める」で調べることができる。

なお、SGW-100Jへの数値入力は、一度単位で行う（小数点以下、四捨五入）。