ピラミッドトーク(PYRAMIDTALK)の調子が悪くなったので分解掃除したら直った
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ピラミッドトークとはSEIKOが販売していた現在時間を音声でお知らせしてくれるピラミッド型の時計です。目覚まし設定時にピラミッド頂部を押すと一旦鳴り止むはずが、鳴り止まなくなってしまいました。
代わりのものを買おうにもすでに販売されていないので、分解してスイッチ部を掃除してみたら完全復活!!!
分解掃除の手順
我が家のピラミッドトークは20年位前に購入したもの。
底面の電池室の蓋を開いてネジ2カ所を外す。
スピーカーを押さえているネジを緩めてスピーカーを外す。
さらに奥にある小さい茶色の基盤がスイッチ部。
この茶色い基盤を外すにはネジを外せばいいのかと思ったらそれだけでは駄目で、底面近くの四辺の中央にある4本のネジを外してピラミッド外殻も外す必要があった。スイッチ基盤につながっているコードがコード留めにぴったり填まっているため、まずコードを緩めてからでないと基盤が外せなかった。
スイッチ基盤を外すと円形の小さなゴム部品が落ちる(なくさないように注意!)。
円形のゴム部品に付いている黒いものが通電するパーツで、ここに埃が付着して汚れていたために接触不良でスイッチがうまく動作しなかったようだ。基板に接触する部分をキレイに清掃する。
ピラミッド外殻を外す前に基板を外そうとして基板の差し込み部を一部損傷させてしまった。外殻を外してからみたらコードが長さギリギリでつながっているために基板が外れないようになっていたのだった。
ピラミッド頂部を押すとその下にあるゴム部分が押されてへこむようになっている。
ゴムがへこんで黒いパーツが基板に触れることで基板上の回路が一時的に繋がってスイッチが入る(時報が鳴る/止まる)仕組み。