パノラマ写真をGoogle マップに公開する方法

この記事では、一眼レフで撮影・作成したパノラマ写真を、Google マップに公開するまでの手順を書いますが、現在は、公開するために使用していたGoogle マップビューのサイトが閉鎖されている為、内容が正確ではありません。

記事公開時は、パノラマ写真を Google マップビューに投稿することで、自動的にGoogleマップにもパノラマ写真が表示される仕様でした。

なお、以前の Google マップ ビューのサイトは、Google+にある Google Mapsの記事にリダイレクトされます。

Android端末を使わないでパソコン(操作は Mac OS X 10.8)で行う方法です。もしかすると、もっとシンプルな良い方法があるかもしれず、さらに将来はより簡単にできるようになるかも知れません。

Android端末を使う方法は、Googleの Photo Sphere 写真の投稿と共有 へどうぞ。

  1. Google+のアカウントは必須。ログインして作業すること。
  2. パノラマ写真を用意。エクイレクタングラーのJPG形式です。
    精進湖
  3. Create a Photo Sphereのページ(注*サイトは閉鎖しています)で、XMP メタデータを画像ファイルに追加する。XMP メタデータを付けないとGoogleでパノラマとして公開できません。
    画像ファイルをアップロードして、サイト上でメタデータを書き込んでからダウンロードします。
    Create-a-Photo-Sphere_site
  4. アップロードが成功したら画像が表示される。
    Create-a-photo-Shpere_uploaded
  5. 各パラメータを書き込む。北の位置を入力する。何もしなければ写真の中心が北となる。初めから写真の中心を北にしておくという方法もあるが、エクイレクタングラーの絵作りとしてどうかと思う。
    Set-values
  6. スクリーンショットを撮って分度器で計測した。
    Set-values-North
    ©2013 Google, ZENRIN
    方位を表すなら「北から時計回りに写真の中心まで」というのがいいかもしれない。
    Set-values-North-143
  7. 位置情報を記録する。Google マップ上にマーク。
    Set-location
    ©2013 Google, ZENRIN
  8. 写真なら位置情報だけで良いが、360°全周パノラマだと方角が合っていないと地図とずれてしまう。
  9. 数値を入力し終えたら、[Next step] をクリック。
  10. XMP メタデータが付いた画像(Photo Sphere写真)をダウンロードする。
    Create-a-Photo-Sphere_download
  11. ダウンロードした画像はダウンロードフォルダに入っているので元のXMP メタデータが付いていない画像と間違わないように注意して下さい。
  12. Google+のアカウント設定で、「写真をフルサイズでアップロードする」にチェックが入っているのを確認する。
  13. Photo Sphere写真を Google+ の写真のページからアップロードする。
    google-photos
    Google+で一般公開、限定公開で共有してもよし、非公開でも良い。これでGoogleの自分のアルバムに写真が置かれる。
  14. ちなみに、Google+で共有(公開)しなくても、Google+にアップロードしたPhoto Sphere写真はGeo Panoramasというアルバムが作られて一般公開されます。
  15. Google マップのビュー(注*サイトは閉鎖しています)へ行く。
    view-page
    ©2013 Google
  16. ビューのページの右上にある [+カメラ(Google+から追加)] をクリック。
    view-camera
  17. 「Google マップのPhoto Sphere 写真を選択」から、先ほどアップロードしたPhoto Sphere写真を選択、公開する。
  18. Photo Sphere写真は、Googleの承認後にGoogle マップに公開されます。
    Photo-Shpere-thx

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