HOLGAで接写する
2008年4月15日
HOLGAで接写するときのピントが合う距離を調べます。
★接写はレンズにkenko製 CLOSE-UP No, 3を装着して行います。
★HOLGAのピント位置は「1人マーク」です。
★撮影距離は、裏蓋から被写体まで、です。
撮影距離30cmの時の画面全体
検証画像は画面中心部の拡大写真です。
撮影距離:30cm
ピンぼけ。
撮影距離:31cm
ピンぼけ。
撮影距離:32cm
ピンぼけ。
撮影距離:33cm
少しピンぼけ。
撮影距離:34cm
まあまあピントは合っている気がします。
撮影距離:35cm
ピントは合っている気がします。
撮影距離:36cm
ピントは合っている気がします。
撮影距離:37cm
まあまあピントは合っている気がします。
撮影距離:38cm
ピンぼけ。
撮影距離:39cm
ピンぼけ。
32センチ以下はピンぼけ。33センチは少しピンぼけ。34センチはまあまあピントがきていて、一番ピントが合っている状態が、35〜36センチ。37センチを越すとピントが悪くなっていく、という結果になりました。
ケンコーCLOSE-UP No, 3使用時の撮影距離は35センチ(裏蓋から被写体まで)。
というわけで、一般的な使用にはケンコーの公式データ通りで大丈夫だと思います。
MC No.3 取り付けるレンズが∞のとき、撮影距離が33cm(ケンコー・クローズアップレンズ より)
テスト結果との2cm差とピントリングの位置の違いは、テスト誤差か、カメラの精度かもしれません・・・
一般的な使用というのは、普通の大きさの写真に仕上げるということです。写真が大きくなければピントの精度は良くも悪くも分からないので、厳密にピントを調整する意味もありませんので。
テストに使ったHOLGAはプラスチックレンズでしたが、ガラスレンズのHOLGAは違う結果になるかもしれません。
撮影距離35cmの時に写る範囲は6×6の場合、約23センチ四方です。