COLOR SKOPAR 20mm F3.5 を買いました

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コシナ フォクトレンダー COLOR SKOPAR 20mm F3.5 SL II Aspherical (キヤノンEFマウント)
COLOR-SKOPAR-20mm

キヤノンのラインナップにはない広角パンケーキ、マニュアル・フォーカスのレンズなのだが、20mm画角の為だけに買って良いものかと1年悩んで購入。こんなことなら早く買っておけば良かった!

外観

質感は最高。ピントリングにゴムが貼られていて感触よく回しやすい。重量は意外にズッシリ。個人的にはもっと軽い方が良かったが、これは好みが分かれるところか。

購入したのはキヤノン用EFマウントでピントリングの回転方向は純正レンズと同じ。
COLOR-SKOPAR-20mm マウント部

レンズ鏡胴に絞りリングはなく、絞り操作はキヤノン純正レンズと同じくボディ側で行います。F3.5 から F22 まで。

専用フードも購入。
COLOR-SKOPAR-20mm フード

しかし、フード内側にフィルター溝がないため、フードをした状態でフィルター/レンズキャップを付けることは不可能。しかし、フード先端に一部の67mm径のレンズキャップを付けることはできた。タムロンの67mm径は取り付けできたが、キヤノンの67mm径はフード先端部が大き過ぎてNGだった。常にフードを付けておくのはあきらめてフィルターだけにする。

marumi DHG 52mm径 プロテクトフィルターを装着。デザインがぴったり。
COLOR-SKOPAR-20mm フィルター
オリジナルのレンズキャップは取り付けしやすい反面外れやすい。
COLOR-SKOPAR-20mm レンズキャップ
キヤノンのレンズキャップ。
COLOR-SKOPAR-20mm キヤノンのレンズキャップ

バッグの中でいつの間にか外れていることが多かったので、キヤノン純正レンズキャップ52mm径を購入。ちょっと外しにくいが、いつの間にか外れているということはないので良い。

レンズ取り付け指標がマウント側についているので、取り付け時にこの指標が見えないと多少やりづらい。
COLOR-SKOPAR-20mm 取り付け指標
レンズ本体の重量/COLOR SKOPAR 20mm キヤノンEFマウントは、240グラム。
COLOR-SKOPAR-20mm 重量

メーカー公称では、205グラム(Ai-Sマウント)。秤の誤差があるかも知れないので比較のためにEF50/1.4レンズも計量。EF50/1.4レンズ:270グラム(メーカー仕様:290グラム)。

長さ比較。COLOR SKOPAR 20mm と EF50/1.4レンズ。大体2/3くらいの長さか。ピントリングを最短撮影距離(20cm)にすると、3~4mm 鏡胴が繰り出される。
COLOR-SKOPAR-20mmとEF50mm
COLOR SKOPAR 20mm と EF17-40レンズ。
COLOR-SKOPAR-20mmとEF17-40mm

このレンズを買った最大の動機がこのコンパクトさ。いままで広い画角を得ようとすれば、EF17-40レンズを使うしかなかった。押さえ的に広角レンズを持っていたいときに、EF17-40は大きく重い。そんな時に COLOR SKOPAR 20mmがあると良いと考えていた。

レンズの画質テスト

最も解像力が高くなり、周辺減光が少なくなる絞り値を調べます。
テスト画像

使用カメラはEOS 5D Mark2(35mmフルサイズ)。画像の周辺と中心をトリミングして比較。

COLOR SKOPAR 20mm
周辺 中心
f4
f5.6
f8
f11
f16
f22

中心部は f8が一番良い。周辺部は f11が良い。最小絞りでも周辺光量は不足気味。f11以上絞っても周辺光量不足は解消しないので、常用絞りを f11(APS-Cは f8)とすれば良いのではないか。

次は、同一条件で撮影したEF17-40レンズの20mmとの周辺部の比較。

COLOR SKOPAR 20mm EF 17-40 の 20mm
f4
f5.6
f8
f11
f16
f22

Canon EF17-40mmレンズよりもCOLOR SKOPAR 20mmの方が色収差、周辺減光とも少なく、画質が良い。

しかし、ソフトウエアによるレンズプロファイル補正を掛けると、EF17-40レンズは画質が著しく向上(下記表を参考)するため評価は逆になる。

周辺部の比較
COLOR SKOPAR 20mm EF 17-40 の 20mm
レンズプロファイル補正後
f4
f5.6
f8
f11
f16
f22

レンズプロファイル補正は、Adobe Photoshop CS5による

COLOR SKOPAR 20mmの35ミリサイズ全画面(絞り f5.6)
レンズプロファイルによる補正なし
f5.6 全画面 補正なし 平面であるはずの壁がやや波打って見える。プロファイルによらないレンズ補正では完全に補正することは不可能だろう。

追記(2011.6.19)

Adobe TV:自動レンズ補正の利用によると、初めからインストールされているプロファイル以外でもオンラインで参照してレンズプロファイルによる補正ができるとのこと。

また、Adobe Labs : Adobe Lens Profile Creator Previewで、Lens Profile Downloaderを使って、RAW現像で使用することができるレンズプロファイルをダウンロードすることも可能。

COLOR SKOPAR 20mmの35ミリサイズ全画面(絞り f5.6)
レンズプロファイルによる補正あり
f5.6 全画面 補正 This lens profile was made by Volker Gilbert.

レンズプロファイルによる補正で壁の波打ちが消えた! レンズプロファイル補正を行う前提で考えると画質評価はEF17-40mmと遜色ない。

リニューアル

COLOR SKOPAR 20mm F3.5 SL II から、
COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SL II N へリニューアル。フォーカスリングをゴム張りから金属部材へ変更等。光学系の変更なし。(追記:2012年2月)