キエフのトラブル その1

Kievで撮った写真
Kiev88, 1/125 f11, Fuji RDPIII

キエフ88で撮った写真。
シャドー部の描写もいい感じだ(パソコンモニタだと分かりにくい)。
ん?変だな……

他の写真もよく見ると・・・

歩道橋からの眺め
Kiev88, 1/125 f11, Fuji RDPIII

水平が微妙に右に傾いている・・・

なぜだ?とカメラを調べると、
なんと!フォーカシングスクリーンが大きく傾いていた!

取り付け不良

さらにカメラを観察すると、ミラーも微妙に傾いていた!!

これが原因だ!

しかし、ミラーの直し方が分からない・・・
とりあえずミラーの傾きはあきらめよう(今はしょうがない)。
そのうち解決法が分かったら取り組むことにする。

でも、フォーカシングスクリーンだけは直しておこう。

スクリーンを外すとその下にネジがあった。

高さ調整ネジ

これを上下させて高さを調整するようだ。

まち針とピンセットを使ってネジを回してみる。
スクリーンが水平になるように高さを調整ー何に対して水平にすればいいのか分からなかったけど、まあ大体でいいだろう。
それだと最初とあまり変わらないような気が・・・

フォーカシングスクリーンを動かすとピントが狂うので、調整が必要になる。組み上がったら外に出て無限遠ピントが合っているか確認→再調整を繰り返す。

最後に、実際に撮影して近距離のピントが正確か調べる。
ピントを合わせて写真を撮り、ピントを合わせたところに本当に写真のピントが合っているのかをチェックする。

白い紙に横線数本(1センチ間隔くらい、適当)と縦線一本を引き、縦線の一部分にピントを合わせて写真を撮る。

斜め45度位の角度で
斜め45度くらいの角度から撮る。

ピントテスト

中心部の拡大写真が次の写真↓

中心部拡大写真

「・|・」←点で挟まれたところにピントを合わせて撮っています。

微妙に前ピンか?3ミリくらい(パソコンモニタだと分かりにくい)。
でも、まあ良いでしょう。
良くない良くない
→後日、修正する。

これでフォーカシングスクリーンの傾きは直ったが、ファインダーの映像は傾いたまま。

ファインダーだけ見ていると傾いているようには見えないが実際は傾いているので、それに合わせて写真を撮ると、できあがった写真はしっかり傾いて写ってしまう。ややこしいな。

ちょっとだけ右に傾けたいときには、最高なんだけど

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